Cursor でカスタムモデルを使用する方法
このガイドでは、Cursor でカスタム AI モデルを設定および使用する方法について説明します。
サポートされているモデルタイプ
OpenAI 互換モデル
- Anthropic Claude
- DeepSeek
- Mistral
- ローカル LLM
カスタム API エンドポイント
- セルフホストモデル
- クラウド API サービス
- カスタム実装
基本設定
モデル設定の手順
- 設定ファイルを開く
- モデル設定を追加する
{
"model": {
"name": "custom-model",
"apiKey": "your-api-key",
"baseUrl": "https://api.example.com",
"contextLength": 8192,
"temperature": 0.7
}
}
モデルの統合
OpenAI 互換モデル
{
"model": {
"type": "openai",
"name": "gpt-4",
"apiKey": "your-openai-key",
"organization": "your-org-id"
}
}
Anthropic Claude
{
"model": {
"type": "anthropic",
"name": "claude-2",
"apiKey": "your-anthropic-key",
"maxTokens": 4096
}
}
ローカルモデル
{
"model": {
"type": "local",
"path": "/path/to/model",
"contextLength": 2048,
"temperature": 0.8
}
}
詳細設定
モデルの動作設定
{
"model": {
"temperature": 0.7,
"topP": 0.9,
"frequencyPenalty": 0.0,
"presencePenalty": 0.0,
"stopSequences": ["```", "###"]
}
}
レスポンスフォーマット
{
"model": {
"outputFormat": "markdown",
"responseLength": 1000,
"streamResponse": true
}
}
パフォーマンスの最適化
キャッシュ設定
{
"cache": {
"enabled": true,
"maxSize": "1GB",
"ttl": 3600,
"persistCache": true
}
}
レート制限の設定
{
"rateLimit": {
"requestsPerMinute": 60,
"tokensPerMinute": 40000,
"cooldownPeriod": 60
}
}
トラブルシューティング
接続の問題
- API エンドポイントの確認
- ネットワーク接続の確認
- ファイアウォール設定の確認
- SSL/TLS 証明書の確認
レスポンスエラー
- API キーの有効性確認
- リクエスト形式の確認
- パラメータの範囲確認
- エラーログの確認
パフォーマンスの問題
- キャッシュ設定の最適化
- バッチ処理の検討
- コンテキスト長の調整
- モデルパラメータの調整
セキュリティ対策
API キーの管理
- 環境変数の使用
- キーのローテーション
- アクセス制限の設定
- 監査ログの有効化
リクエストの検証
{
"security": {
"validateRequests": true,
"maxRequestSize": "4MB",
"allowedOrigins": ["*"],
"timeoutSeconds": 30
}
}
パフォーマンスのヒント
コンテキストの最適化
- 必要な情報のみを送信
- コンテキストの圧縮
- バッチ処理の利用
- キャッシュの活用
リソース管理
{
"resources": {
"maxConcurrentRequests": 10,
"maxTokensPerRequest": 4096,
"timeoutMs": 30000
}
}
機能比較マトリックス
機能 | OpenAI | Claude | Local LLM |
---|---|---|---|
コード補完 | ○ | ○ | ○ |
チャット機能 | ○ | ○ | 限定 |
コンテキスト長 | 8K-32K | 100K | 可変 |
レスポンス速度 | 高 | 中 | 環境依存 |
カスタマイズ | 限定 | 中程 | 高い |
関連リソース
- モデル設定ガイド
- API リファレンス
- パフォーマンスチューニング
結論
Cursor でのカスタムモデルの適切な設定と最適化により、より効率的な開発体験を実現できます。このガイドで説明した設定とベストプラクティスに従うことで、カスタムモデルの統合をスムーズに行うことができます。